「エス」のコンセプトは、
レザー × アーバンタクティカル。
でも、最初からこの言葉があったわけではありません。
そもそも私は、
革を使ったアウトドアギアを作りたい。
そんな思いがあってキャンプ場を始めました。
だから最初から、
キャンプギアには興味がありました。
最初はファミリーキャンプ。
家族で楽しむことが一番でした。
その中で色々なギアを集めたり、
使ったりしていました。
その後、
キャンプ場を経営するようになり、
「違うキャンプもやってみよう。」
そう思ってソロキャンプも始めました。
すると、
同じキャンプでも、
選ぶ道具が少しずつ変わっていったんです。
ファミリーキャンプで選ぶもの。
ソロキャンプで選ぶもの。
気付けば、
私が惹かれていたのは、
タクティカルな雰囲気を持ったギアでした。
でも、
軍用品そのものが好きだったわけではありません。
もっと街にも馴染む、
洗練されたデザイン。
そんな世界観が好きだったんです。
あとから知りました。
それを「アーバンタクティカル」と呼ぶことを。
「これだったんだ。」
そう思いました。
革屋として、
この世界観を革で表現したらどうなるんだろう。
そう思って作ったのが、
自分用のジャグでした。
出来上がった瞬間、
「めちゃくちゃカッコいい。」
そう思いました。
今でもお気に入りです。
実は、市橋も同じ方向を考えていました。
当時は「アーバンタクティカル」という言葉も知りませんでした。
でも、
お互いに目指していたものは同じでした。
私たちが作りたいのは、
軍用品ではありません。
街で使うために再解釈した、
Stealらしいアーバンタクティカルです。
あれから3年。
ようやく、
「これ、欲しい。」
そう思えるものが、
少しずつ形になってきました。
画像は、数年前に作った試作品のジャグです。
今思えば、
ここが「エス」の始まりだったのかもしれません。