革の切り口のことを〈コバ〉と呼び、コバを切りっぱなしにしていると繊維がぽろぽろとはみ出し、みっともない状態になってしまいます。それを予防するため、磨き剤をつかって整える必要があります。

革を磨くために必要な道具は、

ヘリ落とし

二股になっているヘリ落としの刃をコバの角に当て、手の角度を変えないようにコバに沿って押します。この一手間で、仕上がりがぐっと上級者に見えます。薄い革のヘリを落とす場合には裏面だけにして、磨く時に整えます。

サンドスティック

棒状のヤスリで、接着面のコバを仕上げる際、接着剤がはみ出していた場合に使います。

ガラス板

床面などの面積が広い部分を磨く時に使います。手のひらくらいの大きさのものが使いやすいでしょう。

ヘリ磨き

革の厚さによって使い分けられるよう、幅の違う溝がついた磨くための道具です。プラスチック製のもの、木製のものがあります。

繊維のしっかりしたものが良いでしょう。どんな布がいいかわからない方には、コバ磨き用帆布が販売されています。

この他に、磨き剤として、

トコノール

コバ、床面の毛羽立ちを抑え、同時に着色もでき、自然な仕上がりになるのが魅力の磨き剤です。使用前によく攪拌し刷毛で刷り込み、乾かないうちに少しずつ磨きます。

コバコート

容器からダイレクトに塗ることができる、染料タイプの仕上げ剤です。容器をよく振って攪拌し、直接コバに塗って乾燥させます。薄い革に塗る時などは表面にはみ出さないよう注意しましょう。

コバを磨くための道具、仕上げ剤は必ず必要になるものですので、好みの仕上がりになるものを探しましょう!