商品を購入したけど、メンテナンスはどのくらいの頻度で、どのようにやればいいの?

革は繊維同士が絡まりあい、小さな孔が開いた構造になっています。そのため汚れが染み込みやすく、染み込んだ汚れは取り除くことができません。一般的に革製品は水や湿気にも弱いので、できるだけ雨などの水滴がつかないよう気をつけた方が良いでしょう。

当店では表地にイタリアから輸入している[エルバマット]というタンニン鞣しのオイルレザーを使用しています。油分が多く含まれるため、多少汚れやキズに強い部類の革です。裏地にはピッグスエードという起毛した革を使用しています。

当店でのメンテナンスは、月に1回程度、ブラシなどをつかってホコリや汚れを落とし、防水兼栄養分オイルの含まれるスプレーを塗布した後、仕上げにまたブラシでスプレーを馴染ませる方法をおすすめしております。防水効果のあるスプレーを使用することで、水だけでなく汚れをつきにくくすることもできます。さらに革に潤いとツヤを持たせたい方にはプラスαとしてクリームの併用もご案内しております。裏地に使用しているピッグスエードはこまめにブラッシングをして、汚れを定着させず、ペタンと寝てしまった毛を起こしてあげることで長く良い状態を保つことができます。当店で販売しているスプレーは起毛革にも使うことができるタイプです。

もし皮革製品に水がついてしまった場合は、なるべく早く柔らかい布で乾拭きをし、ドライヤーや直火など高温を避け、日光や蛍光灯に当たらない場所での陰干しが効果があります。汚れがついて気になってしまった場合は、焦らず対処しましょう。革や製品に合ったスプレーやクリーム、オイルを使うこと、そして、どのような雰囲気に仕上げたいかによって使う道具も変わってきます。ひとつ言えることは、基本的にはついてしまったシミや汚れ、キズは元には戻りません。それは革の特徴として理解していただければと思います。

皮革製品は使われている皮革の種類や鞣し方、製造工程によってメンテナンス方法も変わってくるため、販売店で取り扱い方法を聞いて、出来るだけ長く、美しい状態で使えると良いですね。