革は厚みがあり、通常のハサミやカッターではなかなか上手く切り出すことができません。専用の道具を使いましょう。

革包丁(39mm幅)

厚い革の裁断に向いていて、初心者さんが揃える道具におすすめです。革包丁は刃の角を革に当て、奥に倒すように握り、奥から手前に引きながら切ります。片刃なので、手を垂直に当てて切ると革の断面も斜めになってしまいます。刃が垂直に当たるように角度をつけて切るのがポイントです。刃の進行方向に手を置かないように注意しましょう。

革包丁斜め刃(24mm幅)

細かな曲線や革の角、薄い革を切るのに適していて、革を薄く削る時にも便利なサイズです。刃の幅も狭く、研ぎやすく扱いやすいです。

革ハサミ

薄い革や糸を切る時に使います。長い直線などを切り出すのには適していませんが、革製品を作る際に使う太い糸や革紐を切るのには便利です。

カッター(0.5mm厚、18mm幅)

事務用のカッターも使えないことはないですが幅広のカッターの方が使い勝手は良いです。細かな切り出しや薄い革の裁断に使えます。革包丁とは違い、切れなくなった時に刃を研ぐ必要がないのが便利です。

革包丁には今回紹介した以外にも幅の違うものがあるので、一つ基準となるものを買ってみてから、自分に合ったサイズ感のものを揃えると良いでしょう。左利きの人用の革包丁もあります。

道具を使い革を裁つには他にも、作りたい作品の型紙、下敷きとして使うビニール板、刃を研ぐための砥石などが必要です。革に型紙を置いて鉄筆などで印をつけ、印通りに切ることを本裁ち、細かい曲線やパーツを型紙の印より5mmほど大きく切ることを粗裁ちといい、粗裁ちしてから、細かな部分を本裁ちすると寸法通りに上手く切ることができます。

良く切れる刃で寸法通りに切ることで、後々の仕上げが楽になっていくので、実際にお店で鞄や財布を作る私達も裁断はズレないように気をつけています。